やっぱり実物にはかなわない。とはいっても、イメージをコントロールできない欠点も…
本物ではなくても、レストランのロウ細工のように『リアル』なものを見せれると、やはり興味を引かれます。
説明不要のリアルさだから、何を目立たせるかが重要
実物を見せるPOPでも、外観を見せて興味を引くタイプのものと、中を見せて興味を引くものがあります。
特に、商品の内部というのはめったに見ることがありませんから、誰もが見てくれる、まさにPOPの最終兵器。
大粒の小豆や栗の入っているどら焼き(商品名は虎焼きです)を見れば、誰もが食べたくなりますよね。
ただし、それだけに、どこを見せるかで印象が大きく違うことに注意していないと、せっかく興味を持ってもらいながら『中身が肩透かし』などということにもなりかねませんから注意が必要です。
イメージが膨らむ見せ方
よく、食品の中身は断面図で表現されますが、その理由のひとつに食べていることの疑似体験があるのではと思います。
三層のケーキを一層ずつ食べる人はいないと思いますが、ケーキを切った瞬間の形で説明されれば、おいしさがよりリアルに伝わるのではないでしょうか。
また、その逆に、まさに秘密の暴露という感じで、通常は見ることのできない形で中身を見せれば、その商品に新たな興味を持ってもらえる可能性も。
せっかく中身を見せるのですから、お客様が興味を持てる形を見つけましょう。