2011年11月25日08:04

POPの基本的な考え方を学ぶための本  

お客さまを引き寄せるPOPデザインの作り方 

お客さまを引き寄せるPOPデザインの作り方

(著)  定平 誠 斎藤 忍



目次

1 集客や売上げを上げるPOPとは
2 魅せるデザインの作り方、教えます!
3 お客様の目を引く商品デザインの作り方
4 実践!すぐに使えるPOPの作り方
5 POPで使えるWord操作


理論と実践というか、基本と応用といいうか、実例がたくさん載っているのですが、どれも、ワードで作ったような、実例としては (/□\*) といものばかりが紹介されている本。

描くことの参考としてはお勧めできませんが、書かれていること自体は、「これを理解していないとPOPは描けない」というような、デザインやレイアウトするための基本的なポイントが書かれた本なので、中身をしっかり読むタイプの参考書です。


CHECK POPはお客様にもお店にもメリットがある。

他書でもよく出てくるのが、自己満足POPへの注意。
お客様へのメリットが書かれていなければ、その商品にPOPを付けても意味がありません。

POPに一番に書くことは、お客様へのメリットです。


CHECK  色やフォント(文字)。目立たせる馴染ませる?

ただ目立てばいいと派手な色遣いのPOPを描いても、お店の雰囲気を壊せていたとしたら最悪。

お店にはコンセプトがあり、色使いなどもある程度は決めてあるはず。
それを前提にして、POPを描くときも『基本色』などをしっかり選んでから描きましょう。


CHECK  訴求ポイントでデザインは変わる

POP王 反面教師反面教師といえるのですが、この本の中に、コピーや擬音が写真にかかっていたり読みにくい位置にあったりする事例が載っていました。

右の写真は、説明用に少し極端に作り変えた見たものですが、商品の特徴を説明しようと、ところかまわずいろいろと書き込んでいるため、どの商品を説明しているのかもわからなくなっていますし、説明されている商品自体が見えていないものがあります。

すべてを紹介しようとせず、この商品の一番の売りをしっかり判断してからレイアウトするのが良いのではないでしょうか。





お客さまを引き寄せるPOPデザインの作り方

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  1. POPの基本的な考え方を学ぶための本


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