マイナーチェンジ過ぎる
以前紹介した、缶コーヒー『BOSS』(サントリー)のから出ている『ゼロの頂点』が、パッケージデザインをリニューアルしました。
パッケージデザインのリニューアルは、コンビニなどでの『フェイス確保』のために行われるパターンが多いのですが、しかし、今回のリニューアルはマイナーチェンジ過ぎないですかね。
『フェイス』とは、コンビニなどでの陳列数のことで、2フェイスといえば、棚に商品が『2列』並んでいること。
商品の売上げに合わせて、頻繁にフェイスが増減されるコンビニの飲料ケースでは、自社製品の売上げが落ちた場合に、他社製品に指しかえれる可能性が出てきます。
そこで、売上げが微妙な製品のパッケージを『マイナーチェンジ』して、リニューアルとしてフェイスを確保するという手法はよく使われる手法であり、実は、BOSSはその手のリニューアルが多いブランドでもあるのです。
とはいっても、縦向きを横向きにしただけという『力ワザ』でのリニューアルは、印象こそ変われど、あまりにもマイナーすぎませんかね。
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