2016年04月05日03:35

回数券は使い方と金額が用紙決定の決め手  

回数券作成講座_用紙
回数券を作るとき、ツヤのあるコート紙で回数券を作ったことはありませんか。

でも、ちょっと待ってください。
ツルツルのコート紙って、回数券として使いやすいですか。



回数券印刷は、スタンプを押せたり書き込みができる上質紙が便利

表面加工されていて見た目がきれいに見えるのがコート紙

コート紙は、表面加工のせいで紙にコシが無く、何度も繰り返し扱うことになる回数券に使用すると、すぐに紙が傷んでしまういます。

また、回数券には使用期限や店名、日付などのスタンプを押すことがよくありますが、コート紙ではインクがにじんでしまい、日にちがわからなくなってしまうのも、よくある失敗例のひとつ。

特にスタンプは、偽造防止にも役立ちますから、そのため回数券印刷はスタンプの押せる上質紙がよく使われる理由のひとつでもあるんです。


使用頻度で回数券用紙を選ぶ

では、どの用紙が回数券用紙としてベストなのでしょう。

もちろん、いろいろな側面があるので一概には言えませんが、使用回数の多い少額回数券は、薄くてもコシのある上質紙が、高額の回数券は見た目のよくコシがあるマット紙を使用するのが一番多い事例。

食券割引券のような回数券は使用頻度が高く、その割に金額が少額なので、用紙も薄い紙で支障はありません。

しかし、1枚で1,000円以上もするチケットが何枚も綴られた回数券の場合はそうはいきません。

2,000円券が5枚綴られただけでも、10,000円という金額に達してしまうことを考えれば、諸注意を書くために表紙をつけたり、使用中に破損しないように少し厚い紙にする必要が出てきます。

回数券は、その金額で使用するお客様側でも取り扱いの仕方が変わってくることを考えて、使いやすい紙や使うことで支障が出ない紙にする必要が出てきますので注意してください。

 

回数券の様式

回数券の実例

 

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