11枚綴りの回数券を余らせたことありませんか?
回数券は、複数枚がセットになっているのが基本の形。
この、セットの状態を『綴り』と呼びます。
この、セットの状態を『綴り』と呼びます。
回数券の都市伝説 10枚綴り幻想
1枚のシートに複数のミシン目が入ることで、複数のチケットがワンセットになった状態のものが、一番よく目にする回数券の綴り方です。
このとき、「10枚綴りが区切りが良い」と勘違いされるお客様がおられるのですが、これは間違い。
というより、他の印刷サイトなどでも、10枚もしくは11枚綴りを回数券印刷の基準にしているところがあるほどで、ほとんど『都市伝説』の域に達しているのが10枚綴りの回数券。
売る方にとっては、売上が高額になるので良いでしょうが、買う方のお客様から見ると10枚必要かどうかは微妙なところ。
回数券は利用方法や使用回数が一番のポイントで、あまり頻繁に使用しない回数券が10枚綴りになっていても、利用するお客様的に『お得』に感じない場合もあります。
そう、お客様が便利だと思う枚数が綴られていることこそが、最適な枚数の基準といえるのです。
少ない枚数では作れない冊子タイプ
これと同じことがいえるのが冊子タイプの回数券。
メモ帳と同じ形をしたこのタイプの場合は、何枚でも回数券を1冊にまとめることができるために、1冊の枚数を多くしてしまいがち。
しかし、あまり大量な枚数をまとめてしまうと、1冊の回数券の金額が大変高額になってしまいますから注意が必要。
そして、それ以上に重要なことが、冊子タイプの場合5枚や10枚という少ない枚数では冊子を作ることができないという点。
機械で作る場合は最低でも15枚(ページ)で、それ以下の枚数で冊子の形にするには『手作業』での製本となりますから、1冊を作る単価が大変高いものとなってしまいます。
どちらにしろ、回数券はお客様が金額合計になる枚数で作ることが重要です。
回数券の様式
回数券の実例