2017年01月19日12:42

コトPOP が流行っておかしくなったこと  

書店で、本の内容や感想を書店員さんが書いて話題となったコトPOP。

今では、専門のコトPOP講座が開かれるほどに、POPの一ジャンルとして認知されています。



まるで万能ツールのような扱われ方

「ひと目で内容がわかる」というPOPの常識とは真逆のコトPOPは、あくまでも書店という特性にマッチしていたからココまで流行ったPOPの作成手法

決して、どんな商品紹介に使えるわけではありません。

しかし、そこは新しいものが大好きな日本人のこと、今では書店を飛び出して、雑貨屋さんインテリアのお店、はてはラーメン屋さんで「じっくり煮込んだスープの効能書き」にまで使われています。

スープの効能書きは、ラーメンをすすりながら読むこともできますから、それほど使い方が間違っているとは思えませんが、新商品が出るたびに商品説明をコトPOPに依存するのはいかがなものでしょう。

商品に適したPOPのスタイルがある

コトPOPが書店で発展した理由は、書店という場所がじっくり書籍という商品を探しているという、その場の特色が大きく影響します。

書店では、立ち読みという行為で本の内容を吟味しますが、長編小説やぶ厚い新刊書などは、そう簡単に内容を知ることができません。
そんなとき、その本の概要や読んだ感想が書かれているコトPOPは大変うれしい存在。

だからこそ書店でコトPOPが発展したわけで、コトPOPがどんな業態でも威力を発揮するわけではありません。

商品選び方でPOPの描き方は変わる

コトPOPが解説的な役割を果たしているからと言って、家電量販店で新型冷蔵庫の性能に関して説明したとしても、それをお客様がじっくり読んでくれるでしょうか。

家電は『使い勝手』が一番重要で、これは読書感想以上に個人差が大きなモノ。
お客様の求めているものがコトPOPに書かれていないことの方が多く、また、お客様自体が直接店員さんに自分の疑問を聞いていみるというのが、家電売り場での一般的な行動です。

コトポップが流行って

POPの説明や解説を書くことのできるコトPOPという手法は、お客様への説明の手間を省いてくれる魔法のPOPのように思いがちですが、必ずしもどんな業態でも使えるわけではありません

あなたのお店の商品とコトPOPとの相性を、よく考えてから導入しましょう。



ganziro

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